(アルバム10選はこちら。合わせてお読みください。)
2014年によく聞いた音楽を挙げたい。1曲単位で聞いていたものから10個。音楽的にどうのこうのを語る知識も素養も筋力も経験もないので,自分がいかにして出会ったかと単なる感想,どういうときに聞きたくなるか,などに留める。本当は,読んだだけで聞いてみたくなるような藝のある評が書きたいのだけれど。CDを買ったわけではない曲もあり,お金を出していないのに順位をつけるというのもおこがましいので順番は適当です。(感想はええんかい)
岡村靖幸 w 小出祐介『愛はおしゃれじゃない』
とにかくカッコ良い。youtubeのこの動画の小出さんが入ってくる箇所がカッコ良すぎてBBBの音源を聞き直したくらい。2014年は,岡村靖幸の活動が活発で良い年だったように思う。
でんぱ組.Inc 『サクラあっぱれーしょん』
ドラマ「最高の離婚」で出演しているなあと思いつつ音源を聞くことはなかったのだけど,オザケンをカバーしてるのか,かせきさいだぁが曲を提供してるのか,などがフックになり今年初めて聞いたらはまってしまった。この曲が中毒性があって好き。キャッチーなフレーズがわかりやすくて,ずっとサビみたいである。今年の曲に限らなければ一番好きなのは『なんてたってシャングリラ』である。
むせいらん『む謝ラップ』
ピコピコ電子音が圧倒的に心地よい。今年聞いた中で最もピコピコしていて好き。歌っている若い人たちのことはほとんど知らないけど,あまりギラギラしていないのも良い。(知らないからなのかもしれないが)
水曜日のカンパネラ『モスラ』
気の利いたことをテンポよく浴びせられる心地よさがあって,音楽そのものの扇情性やPVの美しさは素晴らしいし,ボーカルの個性にも器量にも文句なし。ただ,どの曲も同じに聞こえるのでこれから広がっていくかと言われると難しい。ライブに行くとどんな感じになるのかな,というのは気になる。
柴田聡子『いきすぎた友達』
どついたるねん『静かなるドン』のMVで出会う。誰なんだこの子は!という強烈なインパクトがあったんだなあ。
禁断の多数決『透明感』
supercar感があるとコメント欄で言われまくっていて面白い。日本語なのに日本語に聞こえない間奏部分が耳にこびりついて離れなかった時期があった。
レキシ『キラキラ武士』
2014年に知ったわけではないが,本当に何度もリピートしたので。楽しい。
ペトロールズ『Profile』
フェスの映像で知る。『雨』が実は同居人がずっと弾いていた曲だということがわかって,「お前だったのか!」みたいになった。ごんぎつね状態である。
片想い『踊る理由』
楽しい。音源はここ数年出していないようだが,ライブはやっているようなのでぜひ行きたい。
ナカノイズ『ツキワケ/ハクジツ』
5年ほど前にニコニコ動画で活動していたキーゲイザーさんはある時姿を消し,音源もそのほとんどが聞けなくなってしまったのだけれど,今年ふと検索したらnakanoiseとして見事に復活していた。お江戸の方ではライブをやっているようで,これは観に行かないとな,と思っている。歌...半音低い...という感じではあるが,透明感のあるギターの音は相変わらず健在。